管理人メモ 2010年5月・6月       更新 : 6月27日
    5月に入ったら急に暑くなってきました。暑い3月、寒い4月、お天気もほんとに気ままだったし、僕の4月は事故
   で大変だったけど、5月はどうなるのかな?  大会続きですね。体調整えて楽しくやってください。

    5月4日

   イメトレ 
   
              
                       イメトレ
   
    昨年12月16日に今年の僕は「ロクデナシ寿」なんてホザキ、今年の1月29日には、
   ダメ押しの一言「虚しい寿」なんて書いたら、ほんまにそうなってしもた。今日なんか最悪、
   事故の後遺症なのか胸痛・腰痛、おまけにえらい暑いなと思っていたら、高温じゃなくて
   高熱。
    何日か前に、ずぶ濡れになり、ジュニアは風邪、僕は健在なんてぬかしてたら、今頃そ
   の症状、何のことは無い、ただ体の反応が鈍かっただけ・・・。

     とにかくロクデナシとか虚しいなんて風にプリテンドしてしまったので、それが正しく反
    映されてしまった。今のところまだテニスもできず、ただの爺さんをしてるだけだけど、
    この機会にせめてイメージトレーニングでもしっかりやって、復帰できたら、あいつはあ
    んなに上手 かったかなぁ? なんて言わせてみたい。
     
     こだわるわけじゃないけど、イメトレはテニスにおける究極のプリテンドだな。ウィンブル
    ドンの後は、みんなフェデラーになってる・・・なりきれていない人は変デラーなんて言わ
    れたりして・・・

     体調はよくないけど、まぶしい新緑の山林を眺めていると元気がでるよ、僕は元気さ!
                             
5月17日
復活するぞ
                       
                         復活するぞ
   
   まだ少し胸と腰が痛むけど、そろそろ神輿を上げないとケリがつかないと思い、一昨日
  あたりから少しづつボールを打ち始めました。まだ汗をかくというほどのこともないけど、
  やはり テニスはいいな、ボールを打つ感触は何ともいえない。普通にテニスのできるあり
  がたみを実感しています。
    土日夜のスポーツ祭練習会を見ていても、あのくらい溌剌とプレーできる日はもう来ない
  かもしれないなと思いつつも、もう一度復活の烽火を上げてやるぞ!と気持ちを新たにしま
  した。気合を入れすぎ、今日はいささかやりすぎて草臥れ坊主になってます。

   それにしても、今、こうして生きているのが不思議でありがたい。少しづつ体力をつけて
  ジュニアの相手ができるようにしたい。
    今日はささやかに復活宣言をしておこう。
    みなさん、ありがとうございました。今後も鍛えてくださいね。

5月18日

バックスピン
                    
                   バックスピン(スライス)

   最近のテニス大会では、大人がジュニアに勝つのは至難の業になっていますね。
   女子は有力校が出場しないので、まだ多少可能性があるけれど、男子の方は、有力校
   の選手も、強力なジュニアも出場するので、ほとんど勝てない。
    先の全日本予選も予選勝ち上がりのほとんどがジュニア選手、 体力や練習時間など
   が全く違うから無理もない話ではあるけど・・・・。
    まぁ、これが本来の姿で、ようやくジュニアのレベルが通常のレベルに達したということ
   でしょうね。

  
    30台までの大人の奮起を期待したいところですが、この年代のプレーヤーで、テニスに
   集中して取り組む層がとても薄い。薄くても時間の許す人は、あと少しだけ頑張って!!
    何とかもう少しは抵抗して、大人の怖さを見せて欲しいものです。

    そこで提案。特に女性の皆さん!
    切れのいいバックスピンに取り組んでください。あとは足を鍛える。
   深いスライスを打ち、追いつく時間を稼ぎ、縦横にゆさぶる。その上で、いくつかポイントの
   取れるパターンを作る。ジュニアに勝つにはこれしかないと思います。
    
    スライスについては、明日以降も少し書き足していこうと思います。
    

5月21日

バックスピン2
                  
                    バックスピン2

    スライスというとなんだかチョップショットみたいにチョンギリのイメージがあるのでここ
   ではあえてバックスピンと書きました。でも、すでにスライスをものにしている人にとっては、
   スライスといってもかなり厚い当たりだと理解されているはずですので、以下はスライス初
   心者用のメモです。

         古い話ですがスライスには大きく分けて3種類あると知り、その後私なりに整理している
   スライス3種は以下の通りです。(基本的にはバックハンドスライスを念頭にメモしています) 
    
    
* 昨日書いたメモの本になった本を探したのですが見つからず、以前にも引用したことが
   あるのを思い出し、見つけたのが、Final's1994.1月号、出典は「テニスの王道(基本と個性)」
   でした。私のまとめとは少し違っていましたが、私なりの理解をもう少し分かりやすく書き直し
   ました。(以下は昨日のメモを修正したものです)

  
   @ ほとんどフラットに近く、直線的な横振りの厚い当たりのスライス。
   A スイングがえぐるようにお皿をなぞるような形になるスライス。
   B スイングがお皿をひっくりたように山なりに膨らむような形になるスライス。
     それぞれのタイプには打点の撮り方、グリップ、当たりの厚さ、スイングの角度などに
   よって、さらにいくつかのパターンがあると思います。
     また、シングルハンドとダブルハンドでは打法も少し違ってきます。
     
   
( この3種類については、5月23日のメモをぜひ見てください。整理し直してあります。)
    
    さらに、スライスを使う状況としては、
  
   @ 通常のストローク
   A 追い込まれたときのリカバリーショット
   B アプローチショット
   C ロビング
   D ドロップショット
   E アングルショット
     等々、様々なバリエーションがあります。
    
    こういう便利なショットをマスターすることは、テニスの幅や楽しみを格段に広げてくれます。
    特に、年代別、及び女性のテニスにおいては必須テクニックだと思います。
      女性はダブルハンドが多いせいか、スライスに取り組む人が少ないように思います。
     
     かって作家の村上 龍氏が、「スライスほど教えるのが難しく、習うのが難しいショットはな
      い、コーチは易々と打つけれど、このショットを上手く教えられるコーチに出会うのは難しい」 
      なんて書いているのを読んだことがありますが、本当にそうだと思います。
     
     しかし、今まで取り組んできたショットなどと同じくらいの気持ちで取り組めば、きっと、それ
   らのショットよりは簡単にマスターできると思います。とにかく数多く打つことが大事だと思い
   ます。自分でトスを落として打てば、いくらでも練習できます。
   
     
* 村上氏の本も見つかりませんでしたが、「快楽のテニス講座」で、引用はうろ覚えで、 
      正確ではありません。

    
    バックスピンの話はまだまだ尽きません。 さらに続きをメモしたいと思っています。
      
5月22日

バックスピン3

                     バックスピン3

    昨日のメモを、一部書き直しました。青色部分です。
     さて・・・
     バックスピンは落ちてからのスピードが速く感じられます。スーッと滑るように手元に近づい
   てきます。切れのいいスライスへの対応には早く低く準備することが必要です。
   
     順回転してボールに推進力を与えているトップスピンよりも、逆回転してボールにブレーキ
   をかけているはずのスライスボールの方が、落ちてからのスピードが速いと感じるのはなぜ
   でしょうか?

      トップスピンは通常、ネットの高さの2倍以上のところを飛んでいきます。ところが、スライス
    はせいぜいラケット1本分以内の高さで飛んでいきます。
      トップスピンの弾道を低くすると、浅いボールになってしまい、威力がありません。ところが
    スライスをその弾道で打つと、ベースラインをはるかにオーバーしてしまいます。
     ボールが落ちて弾む時の入射角と反射角がかなり違ってきます。体感するスピードは
    距離と時間の関数なので、落下地点から直線距離3メートルのところで打つと仮定すると、
    スライスがラケットに届くまでの長さは、トップスピンより短くなります。トップスピンはボ〜ン
    と跳ねて来るけど、スライスではスーッと直線的に来ます。弾道距離がスライスは短いので、
    短時間で打点に到達します。スライスに対して準備が遅れがちになり、ボールが速く滑って
    来るように感じるのは、そのためだと思います。
     ただし、ボールそのもののスピードは一般的にはトップスピンの方が早い。だからパッシン
   グショットはトップスピンでないと厳しい場合が多いですね。パッシングショットは深い必要が
   ないので、低いトップスピンでガツンと打てばいいわけです。

     以上、かってスライスについて考えたことを思い出しながらメモしてみました。
     テニスはボールに回転をかける競技だともいえます。自分なりの回転をモノにして、もっと
    もっと多彩で充実したテニスを身に着けたいと思います。私自身、体力は日々衰えています
    が、技術的にはうんと未熟なので、伸びしろはたくさんあって、まだまだ向上できると信じて
    います。
     楽しみながら、皆さんと一緒に日々がんばっていきたい。どうぞよろしく・・・

   
5月23日

バックスピン4(2')

                 バックスピン4(2’)

    5月21日のバックスピン2、頭を整理して再チャレンジします。
   バックスピンの3種類は、結局のところ、
    
    @直線的なスイング
    Aおわん型のえぐるスイング
    B伏せたおわん形の膨らんだスイング
    
    この3種類になります。
    無論、バックスピンの場合は、いずれも下降スイングになります。
   この時の打点、グリップ、下降の角度などによって、様々なバリエーションが生まれます。
   
    この3種類はトップスピンでも同じで、ただスイングの方向が上昇スイングになるだけです。

    以上のまとめで、個人的には少しすっきりした感じではいます。
    当たり前のことだったかもしれませんが・・・・。

5月25日

圭くん大逆転

                         圭くん大逆転


    昨日、帰りしなに見た錦織くんのスコアは2-6、4-6だったので、やっぱりだめか〜、なんて
  思いながら帰路についたけど、なんとその後、3セットを連取しての大逆転。
    3時間半余、タフなクレーコートでの大逆転、どっこい圭くんは生きていた。しかも力強く復活。

  相手のヒラルド選手は58位、錦織くんは完全復活ですね。
    次のジョコビっチとの対戦は本当に楽しみだし、期待が持てますね。


    サッカー日韓戦で圭くんの話題はかすんで見えるけど、テニスファンにとってはこれは一大事。
   日本テニス界の浮沈は、彼の戦いにかかっている、といっても過言ではないですからね。
     テニスの王子さま、怪我せぬようにがんばって!


5月26日
今度は伊達さん
 
                        今度は伊達さん

     サフィーナに勝っちゃたよ。
   お互い体調万全とはいえない状態だったらしいですが、気合の差ですかね。もっともらしい論評
   は避けて、とにかくすごいの一言で片付けておきましょう。
   まだトップに近い選手と戦えるなんて信じられナイ! アラフォー鉄姫!
   折角シードを倒したので、超鉄姫となって最後まで頑張りを見せて欲しいですね。

          フレンチオープンの伊達さん
     http://www.youtube.com/watch?v=OjbdahwcKuo&feature=related
    錦織くんといい、伊達さんといい、そうそう忘れてならないのは、その前に本選入りした、奈良
   くるみと土居美咲。この2人は惜しくも本選勝利はならなかったけど、後を継ぐ期待の星として、
   立派にその存在感を示しましたね。
     小粒でもピリリと辛い彼女たちの今後を楽しみに見守っていきたいものです。

5月29日

残念なれど・・

                        残念なれど

    圭くんも伊達さんも残念でした。
   でも、圭くんはメジャーで十分やれるところまで復調したことを示したし、伊達さんは、体調さえ
   十分なら、まだまだ戦えることを証明してくれました。特に全英の柴のコートは彼女のプレース
   タイルには適しているので、最高のパフォーマンスを見せてほしいものです。2回戦で敗退した
   のは、全英にとってはかえってよかったかもしれません。十分に休養して、もう少しましな状態
   で戦ってほしいですね。

    さてさて世界は広いし強いな〜、誰が勝つのかな・・・

     話は変わりますが、生目の杜での大会は、口蹄疫の終息宣言が出るまで、全面的に中止と
   いうことになってしまいました。7月18日のペアマッチは微妙な情勢です。
    諸々の行事が中止になり、なんとも盛り上がりませんが、今しばらくみんなで辛抱しましょう。
   でも、練習はできますからね、この機会にうんと練習して、超々上達してやろうかな!


6月6日

男子は熱戦中か?
     
                    男子は熱戦中か?

    全仏女子は終わりましたね。上位シードがすべて落ち、この大会がいかにハードかが分か
   りますね。

    男子はまだ結果が出てませんが、こちらも上位シードで残ったのはナダルのみ。さて前回の
   雪辱はなるのでしょうか?
   いずれにしろ、新しい選手が、上位を食って出てくるのは、いい傾向だと思いたいものです。
  
     ここファイナルでも、昨日は女子の、今日は男子のスポーツ祭練習会で、熱戦が繰り広げ
   られています。このレベルの選手がこれだけの人数、一堂に会して練習する機会は余り無い
   ので
かなり密度の濃い、楽しい練習ができることが分かりました。今後、機会があれば、
   何らかの形でやりたいと思 います。
    まぁ、これは市の事務局としての行事でしたが、大会が中止になったとしても、この充実し
   た練習会は何とかできればいいなぁと思っています。
   ご意見などありましたら、ご連絡いただきたいと思います。

 
                
6月12日

ファイナル
動物記(1)
アナグマの
サポーター

                      
                      ファイナル動物記(1)アナグマのサポーター


                               
  3日くらい前の夜、帰り道を足の短い
 寸胴の小動物が県道を横切った。初め
 てではなく、かなり前から注目していた
 動物なので
すぐにアナグマだと気付
 いた。道を横切るのは何度か目撃した。
 この辺には、かなりの数いるに違いない。

  実はこの写真は去年、コートのすぐ脇
 の側溝で撮ったものだ。アナグマは通称
 ムジナともいわれるが、タヌキとアナグマ
 とムジナの呼称は地方によってはかなり
 混乱しているらしい。
  通常はタヌキは犬科、アナグマはイタチ
 科なので、生物学的には別物だけど、大
 きさはほとんど同じくらい。

    生物学的な話にはあまり興味はないが、彼らの生活システムは大変面白い。
     先日、たまたまテレビでアナグマの生態研究の番組をやっていた。
     もし、この写真を撮っていなかったら、すぐにチャンネルを変えていたと思うが、面白くて最後ま
   で見てしまった。ちょっとだけ紹介したい。記憶の不確かなところはご容赦願いたい。

    アナグマは1年で4〜5匹の子供を育て、2年目には子供は親元を離れていく。このとき、兄弟の
   1匹は家族に残り、次の年に生まれた新しい子供の子育てをサポートする、サポーターになるのだ。
   親は大助かりだ。このシステムは、実によくできていると思う。(けど、ちょっと不公平かな。)
    
    このシステムが、人間の教育にも適用されたら楽だろうな。テニスのジュニアスクールなど、卒
   業となると、皆去ってしまう。また一からの仕切りなおしだ。もし、一人でもサポーターとして残り、
   コーチの補佐などしながら、自分も成長していけたらいいのになぁ、なんて勝手なことを考える。

    オーストラリアだったか、スウェーデンだったか、ジュニアのクラブシステムは相当充実していて、
   クラブではジュニアがほとんどタダで、練習でき、そこにはクラブで育った先輩たちが、コーチをして
   くれる、無論、ボランティアとしてである。
    ヨーロッパではサッカーなども、ジュニアは恵まれた練習環境が保障されていて、充実した指導
   が受けられるようだ。うらやましい限りだ。
    もちろん、競技スポーツとして、高いレベルを目指しているわけだが、それだけではない。楽しみ
   としての生涯スポーツも同時に奨励されている。裾野がとても広いわけだ。この広い裾野が、高い
   ピークを創りだす。贅沢だな・・・・。

    そこでささやかなファイナルのスローガン   ”広い広い市民スポーツの裾野を!”
     

過去のメモ
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